人物設定No.11〜No.16

Phantom Pain(地球連合軍独立機動群)】
 地球連合軍において、特異な任務を中心に果たす部隊の総称。
部隊はそれぞれ戦艦一隻を中心にMS部隊等を擁する小隊で、宇宙を含め全世界に散らばっている。
要人の護衛から暗殺、内紛処理から戦争の火種になるものまで、関わる任務は黒く大きい。
それだけに死の商人と呼ばれる組織"ロゴス"の影響力が色濃く、ブルーコスモスの信条を掲げる者も少なくない。
例外中の例外はスピネルの属する『ガーティ・ルー』部隊。彼らの後ろ盾はロゴスではなく、マティスの組織である。
スピネルの意見の5割近くがその通りに反映されるため、彼の部隊と言っても過言ではない。





11 スピネル・フォーカス/Spinel Focus
 遺伝子:Natural
 年齢:19
 性別:男
 所属:地球連合軍第81独立機動群/ガーティ・ルー
 階級:少佐
 搭乗機体:GAT-X105『ストライク』
 翡翠色の眼に銀青色の髪、コーディネイターに間違われる端正な容姿を持つイギリス人。
 五年前、ブルーコスモスによるテロで実の両親を失い、それが元で精神異常を来す。
そして何の因果か、ブルーコスモスの盟主ムルタ・アズラエルの養子に迎えられた。
しかし彼に、養子に迎えられた最初の一年間の記憶はない。
存命だったエリース・アズラエル夫人は、彼が正気に戻る前に亡くなってしまった。
正気に戻ったスピネルは、自身の境遇に愕然となりながらも夫人について深く悔いる。
多大な世話を焼いてくれた人物に礼も言えず、覚えてもいなかったのだから。
さらに一年後、彼は地球連合軍へ志願し、ほんのわずかな期間で将校階級へ上り詰める。
表向きアズラエルの名は伏せられ、彼は好んで戦いの前線へ臨んでいた。
宇宙空間を極端に嫌うにも関わらず、月面戦線やヘリオポリス戦役などで半強制的に派遣されている。
グリマルディ戦役で悪友ムウ・ラ・フラガに出会い、ヘリオポリスではストライクの試験パイロットだった。
第八艦隊合流時に正式パイロットとなり、ストライクは今でも元祖GATの地位を不動のものとしている。
 前大戦時の二つ名は『メデューサ・パピヨン』『連合の蝶』。
だが電磁波を用いた石化の戦い方は、前大戦以来、喪失の記憶と共に封じてしまった。
彼にとって宇宙とは、全てを失った無の空間。
前大戦終結から数ヶ月後、月面都市コペルニクスで療養中の彼をネオ・ロアノークが訪ねて来た。
ネオの仮面の下の素顔。それを見てスピネルが受けた衝撃は、想像に難くない。
それから約二ヶ月間、彼は精神的ショックにより声を失った。
とある事件により声を取り戻したスピネルは、アズラエル財団を継ぐと同時に軍需部門と情報部門を解体する。
他の支援部門は信頼のおけるマリーとクーロンへ譲り、ソウカや他の使用人たちも十分な給金と共に故郷へ返した。
身一つとなった彼は連合へ戻る意思を再度固め、ネオと共にイルドを介してマティスを訪問する。
マティスはスピネル本人にも強い興味を示し、その協力の下でスピネルは"蝶"としての羽を繕った。
現在、連合に戻る彼に従う意志を示した財団所属の数十人が、専属のスタッフとなりストライクの整備等にあたっている。
 ユニウス条約締結後は改修した機体のテストも兼ねて、宇宙、地球を問わず大きな戦闘の起きた場所へ赴いていた。
マティスが呼んだ《アリオーシュの蒼い蝶》は瞬く間に二つ名として広まり、内外で知らぬ者は皆無だろう。
機体解析コードも『GAT-X105』のままで、その名前が与える影響は計り知れない。

 養父や同調した仲間、共に笑った友人。その全てを失った彼は生きる理由を"復讐"に求めた。
それは個人への憎しみだけでなく"組織"に対しても向けられ、結果的にはマティスと手を組んだ形だ。
だがそんな暗い部分を感じさせないほど、彼自身の性格はさっぱりしつつ社交的。故に周りには人が集まる。
街に出れば、どこにでもいる普通の青年に変わりない。違うのは境遇と身を置く環境か。
経験値の高さから、戦闘能力はシンやレイ、ステラたちを圧倒的に上回る。
またその指揮能力は、ハルバートンやナタルといった歴戦の指揮官を間近で見ていたためか、光るものを持つ。





12 ネオ・ロアノーク/Neo Lorrnoke
 遺伝子:Natural(Cloned?)
 年齢:27
 性別:男
 所属:地球連合軍第81独立機動群/ガーティ・ルー
 階級:大佐
 搭乗機体:TS-MA4F『エグザス』
      ZGMF-X12A『テスタメント』(未定)
 連合軍第81特殊機動隊ファントムペイン所属の大佐であり、指揮官。『エグザス』のパイロット。
故アル・ダ・フラガが自身のクローンの前に制作を依頼した、実子ムウのクローン。ただし本人は知らない。
オリジナルが幼児期の頃に生まれたため、年齢や老化現象はほとんど目立たない。





13 ステラ・ルーシェ/Stellar Loussier
 遺伝子:Natural(Extended)
 年齢:16?
 性別:女
 所属:地球連合軍第81独立機動群/ガーティ・ルー
 階級:少尉
 搭乗機体:ZGMF-X88S『ガイア』
      GFAS-X1『デストロイ』
 ファントムペイン所属の少尉、ネオとスピネルの部下。『ガイア』のパイロット。
"死"という言葉を異常な程に恐れる、研究所ロドニアのエクステンデッド成功体。
実年齢よりも幼く、"好き"と"嫌い"の差異がかなり激しい性格。
 ディオキアへ潜入したときシンに出会い、彼のまっすぐな性格と「守る」という言葉に惹かれる。
その言葉は彼女をロドニアへ向かわせ、シンと再会するもその体は"通常"に耐え切れなかった。
 スピネルの元へ戻った際に上層部の策略に利用され、デストロイへ搭乗する。
スティングとスウェンが離脱し、シンの乗るインパルス、そしてAAといった様々な戦力が入り乱れたベルリン。
執拗なムラサメとルージュ、セイバーに恐怖で狂乱した彼女は、その手でストライクを撃ち落としてしまう。
自我を失いかけたステラを救ったのは、シンの声。
我に返ったステラはその手に撃たれることを望み、そして彼の手の中で息を引き取った。





14 アウル・ニーダ/Auel Neider
 遺伝子:Natural(Extended)
 年齢:16?
 性別:男
 所属:地球連合軍第81独立機動群/ガーティ・ルー
 階級:少尉
 搭乗機体:ZGMF-X31S『アビス』
 ファントムペイン所属の少尉、ネオとスピネルの部下。『アビス』のパイロット。
"母"という言葉に異常なほどの執着を見せる、研究所ロドニアのエクステンデッド成功体。
遊ぶこと、楽しいことが好きでステラ同様子供っぽい。スピネルに対する羨望と嫉妬が強い。
 親の愛情に飢え、誰かに甘えたがる。戦場での明るさは「死」という恐怖を否定するため。
彼のブロックワードである"母"は、研究所時代に唯一優しさを与えてくれた研究員。





15 スティング・オークレー/Sting Oakley
 遺伝子:Natural(Extended)
 年齢:17?
 性別:男
 所属:地球連合軍第81独立機動群/ガーティ・ルー
 階級:少尉
 搭乗機体:ZGMF-X24S『カオス』
 ファントムペイン所属の少尉、ネオとスピネルの部下。『カオス』のパイロット。
他の2人と違って"ブロックワード"を持たない、研究所ロドニアのエクステンデッド成功体。
ステラとアウルの兄のような存在。そのため、面倒ごとを嫌うスピネルに何かと押し付けられることも。
 スウェンと共に月基地へ異動となり、レクイエム戦でスピネルに再会する。
その際、陽動作戦を敢行していた彼を庇い、重症を負う。





16 スウェン・カル・バヤン/Sven Cal Vayan
 遺伝子:Natural
 年齢:20
 性別:男
 所属:地球連合軍第81独立機動群/ガーティ・ルー
 階級:中尉
 搭乗機体:GAT-X105E『ストライクノワール』
 ファントムペイン所属の中尉、銀髪で19歳。コーディネイターを憎悪する。
GAT-X105Eストライクノワールに搭乗。スターゲイザー計画にて搭乗するらしい?
 ユニウスセブン落下後、地上に降りたスピネルたちの部隊へ部下と共に合流する。
アウルとは別の意味でスピネルに対しライバル心を持つが、なかなか部下たちの面倒見は良い。
 ベルリン侵攻作戦前、スティングと共に月基地の部隊へ異動となる。
ステラや連合軍上層部、自身について予測したスピネルの策略と知るが、それでもスウェンはそれに従った。
後にレクイエム破壊任務を負ったスピネルと再会。戦後は少佐となり連合軍に残る。









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