《 長い長いあとがき 》 追加/07.9 某日
「月と太陽」完結、全59話。
連載期間は1年6ヶ月ちょっと。
…こんなに長い間書いていたんですね。しみじみ。
まさかこっちが逃避場所だったなんて言えない…!
この辺の事情は、ご存知の方はご存知かと思います(笑)
何だか今思うと、
あの頃はこんなこと考えてたな〜とか、
あの頃はこんな話にしようとしてたな〜とか、
今ではもう考えられないようなこと考えてました。
…そんなわけで。
回想ついでに裏話でもお楽しみください。
・第1部時代
〜スピネルが登場、そしてそれは後まで引いたのだった。
どうやってスピネル・フォーカスというキャラが生まれたのかさっぱりです(え)
とりあえず、ストライクのパイロットはオリジナルにする気でした。
「月と太陽」が始まった時点で、キラは別のMSに乗せるんだ!と決めてたので。
でもなぜ理事と関わりが出来たのか〜までは全く構想されていません。
フラガ少佐と関係があるということになったのはたぶん、使わなきゃ勿体ないとか思ったせい(笑)
そしてこの頃は確か、フレイに1番思い入れがあった時期です。
まだラクスも大好きなキャラでした(あ、何か言ったこの人)
・第2部時代
〜虎さん登場、そういえばスピネルとの関わりはあまり書いてなかった。
最初から短くする気満々でした。
某雑誌についてたストーリーダイジェストを第1部時代に読みながら、「これは短いよな〜」ってな感じで。
この頃はキラフレ愛が強く、とにかくアスカガ大嫌い。
なぜか抹消復活した(は?)キラinドミニオンの「閃光」シリーズが、それを物語ってます。
シャニを筆頭とした連合組大好きっ子でしたね。
そしてこの辺りから、本格的にスピネルが台頭してきます。
そうそう、アヌビスの飛行能力。実は最初から構想を持ってました。
…内部構造なんか知りませんが(爆)
ハイペリオンが地上で光波防御帯使えないことは、カナジェネやるまで知りませんでした。
しかしその後、文庫では地上で使っていたことに気付き混乱(苦笑)
・第3部時代
〜ラクスも普通の女の子だよ!と言いたかったらしい。
とにかくラクスを幸せにしたかったらしい頃ですね。
ついでに言えば、カナラクにうっかり転んだ頃(笑)
そしてスピネルの重要性がさらに強まり、外せなくなった時期です。
彼が居なければ、AA脱走後の連合軍なんて書けやしません。
私は理事も好きだったんですよ、フレイと同じように人間らしくて。
だから絶対理事について深く書くんだ!とか決意してました。
カナラクは決定的ですね〜特にホワイトシンフォニーの話が(笑)
でもエターナル強奪編が終わった頃にはもう、オーブについて弁護する気がなくなってきていました。
これは明らかに、種Dの影響ですね。
カナキラ抜きで好きキャラを比べると、シンの方がすでにランクが上。
この話が2月頃らしいので、たぶん種D本編にクレームしか付けられなくなってます。
ついでに言えば、この辺りから「なぜ自分はキラにハマったのか」という疑問がふつふつと。
・第4部時代
〜まさかの一時破局、そしてシン・アスカ至上主義が生まれる。
第1部終了頃からずっと、書きたい書きたいと思っていた話です。
けれど同時に、どうすれば話が上手く完結するのか悩んでいました。
あ、アンケートに投票して下さった方はご存知ですね。
でもまさか私も、肝心のメンデル内部編でああなってしまうとは思いもしませんでしたよ。
…それでも種Dを最後まで見た自分を褒めたい(遠い目)
ここでラクスを幸せに〜なんてのも、キラが1番〜なんてのも、綺麗さっぱり消えました。
ふふ…昔は最終話でラクスに救いがあるようにしてた、なんて言えない(良い笑顔で)
そしてカガリは、意地でも本編のような乙女に書くか!と決意しましたね。
さて主要CPですが、実は第3部くらいから「カナ←キラ」>「キラ←カナ」になり始めてます。
今は>が≧になっても良いくらいですが(笑)
ちなみにカナードに関しては神の領域なので、比べるだけ無意味。
好きなキャラを比べると、
カナード≧≧(越えられない壁)≧≧シン≧≧新キャラ≧(越えられるわけがない壁)≧旧キャラ(一部除く)
…となります。
・第5部時代
〜まさかこんなに長くなるとは…!予想外の新記録更新へ。
先に「Papyrus」が上がっているので、そちらが最高記録でした。
あっという間に抜いてしまいましたけど(笑)
書いてる量も倍くらいあると思います。
思う存分にスピネルと理事、シャニたち、フレイとナタルさん、そしてクルーゼ隊長を書きました。
…実は随所に次回作への布石など置いてます(え)
使われることなく置いたこと忘れて蹴ってく、なんてのもあり得ますが(待て)
一番苦労したのはプロヴィデンスとドラグーン。
ところで。
レイについてどう書けば良かったってんだコノヤロー!!
隊長はあの子可愛がってたし、議長みたいな理解者も居た。
少なくとも世界を滅ぼすなんて思わんぞ隊長は。
だって議長がそれくらいの器持ってるって、隊長ほどの目利きなら気付きますから。
あの負債の××さがよく分かりました。
次は思う存分、レイや議長に語って頂きますよ。
おお…!どうも長くなりました(謝)
でも何とか完結したのは、呆れず読んで下さった皆様のお陰です。
拍手のコメントなども、毎回本当に有り難く拝見しております。
ここまで本当にありがとうございました。
よろしければ、下のフォームのアンケートにお答えください。
→ 完結記念アンケート
では、本当に長くなりましたが。
2006.1.14 氷海樹雪より皆様へ感謝を込めて。
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※ 1年以上経ってみて思うこと(07.9 追加)
〜もうすぐ2年経つけれど、修正4回は多いなあと自問自答してみた。
59話分は果てしないわ…(すでに虫の息)
前の3回目の修正は、半年から1年前の模様。ファイルの最終日付がそうなってました。
今回は移転に際しての日記で「修正始めた!(馬鹿)」と宣言しましたが。
今まではこっそり修正して、こっそり上げ直していたのです。
…そこで明らかになるのは、
1、自分で読み返してた。
2、自分でこの話を気に入ってる。
ええとつまり、この「月と太陽」という作品の出来を自画自賛しているわけで(…)
うん、でもサイト内でどれが1番良い出来かと訊かれたら、私は「月と太陽」と答えます。
ギアスにも本編沿いの長編がありますが、この話ほど根っこがしっかりしていません。
結局のところ、私は種Dとは別れられても、種とは別れられそうにないです(苦笑)
今思えば、種公式のあらゆる事柄に矛盾とツッコミが満載ですが。
ピンク色の戦艦には従わないよ普通、とか。
バイオハザード起きたなら尚のこと、ちゃんと処分しろよメンデル、とか。
AA以外ほとんど破損してなかったよね、とか。
…うん、ちゃんと笑って流すから大丈夫!(笑)
閑話休題。
なんだかんだ言って、私自身がこの作品を好きなことは確かで。
この「月と太陽」により、カナキラという茨道を思った以上に広げられたことも確かで(笑)
『これでカナキラにハマった!』というお声を頂くたびに、思わず頬が緩みましたとも!
そろそろ「カナキラ」と「カナード」のジャンルで、"大手"と名乗って良いでしょうか(…)
これまた長くなりましたが、皆様に少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。
相変わらず、続編の「黙示の翼」は亀以下のペースですが…。
種とカナード兄様への愛が続く限り、続けていこうと思います(笑)
あ、上部に設置されているアンケート。
今でも回答は、常時受付中でございます(笑)
前に送ったけどもう1回!というのも大歓迎です!
お返事等は日記にてさせて頂いておりますので、お暇なときにでも。
2007.9 某日 氷海樹雪より皆様へ感謝を込めて。
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