アリ・ディッラ・リベルタ

(奪う者は喰い殺せ!)




ワンクッション。
「Red Raven」の軽い説明。

□世界
19世紀くらいのヨーロッパではないかと思われる世界。
マフィアが治めることが当たり前になっており、五大ファミリーと呼ばれる5つの組織が秩序を担う。
政府は五大ファミリーの影になってしまっていたが、あるとき「Red Raven」と呼ばれる組織が作られた。

□Red Raven
政府の最終機関もしくは強制裁判所と呼ばれ、執行人たる者たちは『処刑器具』とも呼ばれる。
執行人の2番目にウォルター、4番目にアンディが所属している。通称「紅い烏(カラス)」。
「一人を殺すことで千人を恐怖させよ」を合言葉に、秩序を乱すマフィアを政府の判定書を元に処刑する。
最高責任者は、現役議員を父に持つカルロ・スカルラッティ。

・アンディ
極度の方向音痴である、4番目の処刑人。15歳の少年。元はスキャッグス・逆さ文字004。
「凶猛の眼(ブルート・アイ)」と云う名のスキャッグスの刻印が左眼に刻まれており、左眼は眼帯に隠されている。

・ウォルター
カストル・アルテ出身の2番目の処刑人。20歳の赤い髪の青年。後輩であるアンディの面倒を見ることが多い。
逆さ文字005のロベリアと、浅くはない因縁がある。

□スキャッグス
スキャッグス一家(ファミリー)当主、ジークフリード・スキャッグスが作成した武器の総称。
見た目、威力共に申し分なく、他の武器とは一線を画する。
特に『ナンバーズ』と呼ばれるシリアルナンバー入りの武器は、特殊な性能とさらなる威力を持つ。
ゆえに『ナンバーズ』を許可無く持つ者は、問答無用で政府の制裁対象とされる。

・スキャッグス『逆さ文字(リバースナンバー)』
武器の元の平等を唱えるジークフリードが"作成"した、「武器に合った人間」の総称。
各々が特異な能力をスキャッグスの紋章と共に埋め込まれており、「武器ありき」の存在である。
また、武器に合わせるために身体能力は普通の人間を圧倒している場合が多い。



次ページから本編。
>>

2013.11.17(アリ・ディッラ・リベルタ)

ー 閉じる ー