前作「C'mon Sensation!!」のデュエル・リンクス及びAIの設定を踏襲してますので、そちらをお読みいただくことをお勧めします。
軽く説明すると以下のとおり。



□デュエル・リンクス
専用デュエルディスクで人の脳波を電気信号に変換し、"ニューロンズ・シグナル"としてクリスタル・クラウド・ネットワークへ送る。
物理的なカードはデータとして、物理的な距離さえもゼロにして世界の誰かと対面でデュエル出来るというM&W用のシステム。
大脳へ直接信号を送ることで、ソリッドビジョンによる映像をそのまま体感出来る。
例)実際には吹っ飛ばされていないのに、同じ空間を共有していれば『吹っ飛んだ』ことになり、また衝撃やある程度の痛みも覚える。
仕様は『公式デュエル・リンクス』と『ニューロンズ・リンクス』に分かれる。

□公式デュエル・リンクス
世界M&W公式組織により定義された、世界共通のデュエル・ルールが適用される空間。
デュエリストの使用率はこちらの方が断然上で、レーティングシステムによるランク付けも熱い。
レーティングは現実のデュエル大会での成績が、デュエル・リンクス上の対戦戦績よりもレートに大きく反映される。
仕様は『COM対戦モード』『AI対戦モード』『デュエル塾モード』に分かれる。
AI対戦モードの対戦相手であるAI《ATEM》が管理者でもあり、不正を犯したデュエリストには彼の審判(ジャッジメント)が下される。

□ニューロンズ・リンクス
自身の気力を糧にモンスターを召喚する、『意識の同調』を始めとした脳科学領域のデュエルのみを行う空間。
同じ意識波長を持つ者で集まることや、従来の範囲を超えた召喚や攻撃(アタック)が可能。
召喚モンスターに対する縛りが一切無いため、今までとまったく違う戦略が求められる。
管理する専用AIが存在するが、その姿は誰も見たことがない。

□《ATEM》
海馬が現世から消えたアテムに勝つために開発を指示し、現在は公式デュエル・リンクスの管理を行う専用AI。
『AI対戦モード』と『デュエル塾モード』で出現要件を満たせば、公式デュエル・リンクスで対戦や会話が可能。
搭載された人格プログラムは他に類を見ない完成度で、人ではないことを忘れる程度には自然に対することが出来る。
共通ビジョンとして古代エジプト時代の王であったアテムの容姿を持ち、人格・思考ロジック・デッキ構成も彼のものをトレースしている。
実装から1年が経過したが、未だ『AI対戦モード』における彼の固定デッキ「オシリスの天空竜」に挑める者は居ない。
ファンからは『王様』と呼ばれている。

□ディメンション・システム
平たく言えば次元移動装置。プロトタイプであり、リビジョンは019くらい。
藍神の持っていた『キューブ』を元にした、『キューブ』が可能としていた次元(認識)移動を実現させるシステム。
ニューロンズ・リンクスは「大勢の意識を集めてより大きな1つの"意識"とする」が、こちらは個(小)の意識を対象とする。
(超高速の物理移動によって、高次元の座標地点と同じ意識波長に乗ってるんじゃないかと想像してます)
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2016.6.18
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