果てに続く

(5.置いて逝ったのは、)




ーーーいつも、置いて行かれてばかりだった。
叫んでも、嘆いても、振り返ってはくれなかった。
だから捨てられたのだとさえ、思っていた。
(でも、)
そうじゃなかった。

( 置いて逝ったのは、俺だったんだ )
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2013.12.31
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